4つの魅力

2年間で卒業と同時に2つの資格

国家試験を受けずに、2年間の本校の学修だけで「幼稚園教諭二種免許」と「保育士資格」の2つが取得できます。

短大等との併修をしないで、幼稚園教諭免許も取得できる専門学校は、県内では本校だけです。

保育士資格と幼稚園教諭免許の両方を取得するメリット

1. 就職先の選択肢が広がります。
「認定こども園」で働くためには両方の資格をもつ「保育教諭」であることが必要です。
教育と保育を一体としてとらえる「幼保一元化」の流れは今後も続き、認定こども園に移行する幼稚園や保育園が今後も増加していき、保育教諭の需要はさらに高まることが予想されます。

2.スキルアップが目指せます。
保育士資格、幼稚園免許の両方の資格を取得していることで「保育」と「教育」の2つの観点から子どもに携わることができます。

職業実践専門課程に認定

専門学校のうち、最新の実務に関する知識・技術及び技能を身に付けられる組織的な教育を行うものを文部科学大臣が「職業実践専門課程」として認定しており、本校はこの認定を受けています。

本校では、保育園や幼稚園等との緊密な連携により、充実したカリキュラムの編成や実践的な演習や実習等の実施、学校評価の実施等を進めるとともに、積極的な情報発信に努めています。
学びの質を確保した、安心して学ぶことのできる専門学校であると国からも認定されています。

ピアノ初心者にも安心サポート

「ピアノが弾けないけど大丈夫でしょうか?」という質問をよく受けますが、本校では約8割の生徒がピアノ初心者で入学し、2年後にはしっかり現場で活躍しています。

本校には、ピアノの個室が12室、その他電子ピアノが多数あり、朝や放課後、また長期休業中にも自由に練習できる環境があります。
授業では、専任教員2名、講師4名の併せて6名の教員により、丁寧な指導を行うとともに、希望すれば授業以外にも個別指導を受けることができます。
また、初心者には「入学前ピアノ指導」も行っています。
このように、本校では、充実した学習環境と手厚い指導により、ピアノ初心者でも安心して学ぶことができます。

少ない費用負担で良質な学習を提供

学費は、2年間で約220万円(入学金も含む)で、短大と比較しても安い学費となっています。

他の専門学校で幼稚園教諭の免許を取得するには、他大学との併修が必要となり、別途費用負担があるため、2つの資格取得を考えれば、専門学校の中では、特に少ない費用負担で良質な学習を提供していると言えます。
なお、学費については、「入学金の減免制度」や「奨学金制度」、「保育士修学資金貸付制度」等がありますので、「学費」のページで確認してください。

4つの特色

歴史と伝統に裏打ちされた豊富な「実習先」と「就職先」

戦後間もない昭和22年4月に創立(当初は洋裁学校)し、創立から70年を超える歴史と伝統のある専門学校です。

昭和44年に保育科を開設し、保育科開設からも50年を超え、この間6千名を超える卒業生を輩出して、現在、多くの卒業生が県内各地の幼稚園や保育園、施設等に勤務するとともに、園長などのリーダーとして活躍しています。

歴史と伝統のある本校だからこそ築ける、県内の多くの幼稚園や保育園、施設等との強い絆によって、現場実習や就職の際には、力強い支援をいただくことができます。

卒業生が県内各地で活躍しています

社会福祉法人 愛の園福祉会
第2幕張海浜保育園 園長

福嶋悦子さん(平成5年度卒業生)

みなさんこんにちは。私は平成6年3月に千葉女子専門学校を卒業して、今現在働いている社会福祉法人愛の園福祉会で勤続25年以上となりました。

女専では、命の大切さ・尊さを基本とすることや、こどもの心理・発達に関することの他、表現力が身につくように創作ダンス等保育者としての専門的知識・技能・実践力を学びました。このことは保育士としての糧となり今があると思っています。

保育者は子どもたち一人ひとりが毎日安心して保育園で過ごせるように、様々な欲求や甘えを受けとめながら、子どもと同じ目線で同じものを見つめ、共に喜び合いながら、子どもの育ちに寄り添っていく尊い仕事です。子どもたちが著しく成長する時期に、安心して、生きていく力を養うことを保育に取り組み、子どもたちの可能性の芽を見つけて伸ばし、成長の手助けをすることができるためにも2年間の学びは大切です。

千葉女子専門学校では、学生一人ひとりの気持ちに寄り添い助言してくださる先生方もいます。なにより、校長先生は保育の玉手箱のような素晴らしい方です。ぜひ、一度学校にいらしてください!

社会福祉法人 クローバー会
障害者支援施設 第2クローバー学園 施設長

伊東朝美さん(昭和52年度卒業生)

私は、小さい頃より幼稚園の先生を夢み、千葉女専に入りました。就職した幼稚園には障害児が2名おり、その子たちとの出会いが私を障害者支援の人生へと変えたきっかけになりました。

「(福)クローバー会」に転職し、支援員、事務長、施設長・常務理事を就任し、40年以上にわたって支援から経営的な法人のことにまで携わり、それらが元気の源となっています。

立場と共に責任の重さは増しますが、いつも障害者の皆さんや地域の方々と楽しく関わりながら生き生きと笑顔いっぱいの毎日を過ごしています。「福祉の仕事は楽しくやりがいがあります!」

夢を叶えるためのきめ細かい「就職指導」

希望する園や施設への就職を実現するため、学生一人一人にきめ細かい就職指導を実施しています。
・外部講師による指導[面接の仕方・履歴書の書き方・求人票の見方など]
・幼稚園や保育園等から園長などを招いて開催する校内就職合同説明会
・個々の学生に対する面接指導や履歴書作成指導
などの他、公立保育園等への就職を希望する学生への対応として「公務員試験対策講座」を実施するなど、様々なニーズに対応した指導を行っています。
詳しくは「手厚い就職指導」をご覧ください。

附属の「聖こども園」との連携による充実した「実習体験」

本校には、「附属聖こども園」があり、充実した保育の実践体験が可能です。
入学間もない5月から6月、11月、1月に年間6日間の教育実習(観察実習)を実施し、子どもたちとのふれあい体験を通して現場実習の基礎を学びます。

また、校内行事である「七夕祭り」や「りんどう祭(文化祭)」では、聖こども園の園児を招待し、園児の皆さんにも参加してもらいながら学校行事を作り上げていきます。
詳しくは「充実した実習」をご覧ください。

保育者に欠かせない現場で役立つ最高の「表現指導」

保育現場では、様々な表現活動が不可欠です。
本校では、音楽表現や身体表現、造形表現など、保育現場で欠かせない表現活動について丁寧に指導しています。
具体的には、音楽表現は「音楽」の授業で、また身体表現は「幼児体育」の授業で、そして造形表現は「図画工作」の授業で学ぶことができます。
各授業での実施内容は「主な授業」のページで確認してください。

施設紹介

こんなところで学んでいます!

ピアノ個室は12室あり、朝や放課後、長期休業中にも自由に練習できます

図書コーナーでは幼児教育に必要な絵本や専門書を並べています

100人教室はプロジェクター、大型スクリーンを設置した多目的教室です

就職コーナーでは2,000件を超える求人票を、施設ごと、市町村ごとに掲示しています

魅力的な学校行事

  

キャンパスライフ

4月 5月 6月 7月 8月 9月
・入学式
・着任式始業式
・ファーストステップ
 研修
・健康診断
・避難訓練
・教育実習
・聖こども園 教育実習
・聖こども園 教育実習
・就職対策講座
・七夕まつり
・前期まとめの試験
・校内就職合同説明会
・夏季休業
・施設実習
・保育実習Ⅱ
・就職面接指導
・避難訓練
10月 11月 12月 1月 2月 3月
・就職面接指導 ・学園祭(りんどう祭)
・聖こども園教育実習
・避難訓練
・冬季休業
・実習報告,伝達会
・就職面接指導
・後期まとめの試験
・聖こども園教育実習
・救急法基礎講習
・幼児安全法短期講習
・保育実習Ⅰ ・卒業式
・就職活動説明会
・終業式
・学年末休業

ファースト・ステップ研修会(4月)

2年生が、1年間に学んだ様々な表現方法(手遊び、造形遊び、伝承遊び、パネルシアター、運動遊び、オペレッタ等)を、1年生に披露します。
2年生にとってはこれまでに学んだことを確認する機会となり、また1年生にとってはこれから学ぶことの目標を明確にすることができます

Oさん(2年生)

2年生は保育実習を終えてから、本格的にファーストステップ研修会に向けて動き始めました。
行事に仲間と一緒に取り組むことはりんどう祭で経験していましたが、この研修で1年生にどのような活動をしたら楽しんでもらえるのか自分たちで話し合って行うことは初めてでした。
製作や造形遊び、自己紹介、エプロンシアターなど様々な活動を行い、1年生との交流、2年生同士での関わりも深めることができました。
ファーストステップ研修会を通して計画力や実践力を高めることができたと思います。
その経験を今後の実習や活動等でも発揮できるよう頑張りたいと思います。
1年生と2年生の関わりを深め、みんなで楽しむことができた研修会となりました。

七夕祭り(7月)

1年生が、附属聖こども園や近隣の保育園の園児を招待して実施する七夕のお祭りです。
会場となる大ホールを七夕飾りで飾り付け、当日は、学生自らが企画した伝承遊びや歌、ブラックシアターなどを園児の皆さんと楽しみます。

りんどう祭(11月)

学生自らが企画し作り上げる文化祭です。
衣装や背景などすべて手作りで実施する劇や有志によるダンスや歌、そして授業で作成した様々な作品の展示など、日頃学んだことを活かしながら、どれも非常に完成度の高い発表となっています。