学習の進め方
時間割(例)
1年前期
![]() | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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9:00~10:30 | 図画工作 | 音楽Ⅰ | 子どもの食と栄養Ⅰ | 保育実習指導Ⅰ | 保育原理 |
10:40~12:10 | 子どもの保健 | 保育の心理学 | 国語表現法 | 情報処理 | 社会福祉 |
13:00~14:30 | 子ども家庭福祉 | 環境 | 健康 | 学級活動 | 言葉 |
14:40~16:10 | 教育実習指導Ⅰ | 乳児保育Ⅰ | 教育と社会(教育の理念・歴史・思想を含む) | ゼミ他 | 幼児体育 |
1年後期
![]() | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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9:00~10:30 | 子どもの健康と安全 | 音楽Ⅰ | 社会的養護Ⅰ | 保育内容の理解と方法(言葉) | 保育者論 |
10:40~12:10 | 保育実習指導Ⅰ | 教育課程・ 保育の計画と方法 | 子どもの理解と援助 | 表現Ⅰ | 乳児保育Ⅱ |
13:00~14:30 | 教育心理学 | 教師論 | 保育内容の理解と方法(健康) | 学級活動 | 幼児体育 |
14:40~16:10 | 教育実習指導Ⅰ | 幼児理解の理論と方法 | 保育内容の理解と方法(環境) | ゼミ他 | 図画工作 |
2年前期
![]() | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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9:00~10:30 | 補講等 | 英語一般 | 特別支援教育・保育総論 | 子ども家庭支援論 | 社会的養護Ⅱ |
10:40~12:10 | 音楽Ⅱ | 人間関係 | 社会学(10回) 数学基礎(10回) | 教職実践演習 | 保育実践演習 |
13:00~14:30 | 子ども家庭支援の心理学 | 保育内容総論 | 教育実習指導Ⅱ | 学級活動 | 表現Ⅱ |
14:40~16:10 | 体育実技 | 日本国憲法 | 保育実習指導Ⅱ | ゼミ他 | 就職対策 |
2年後期
![]() | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
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9:00~10:30 | 子どもの食と栄養Ⅱ | 補講等 | 特別支援教育・保育総論 | 英語一般 | 子育て支援 |
10:40~12:10 | 音楽Ⅱ | 補講等 | 体育講義 | 教職実践演習 | 保育実践演習 |
13:00~14:30 | 補講等 | 保育内容の理解と方法 (人間関係) | 補講等 | 学級活動 | 教育保育 実習指導 |
14:40~16:10 | 補講等 | 教育相談 | 補講等 | ゼミ他 | 就職対策 |

主な授業
音楽Ⅰ・Ⅱ
様々な音楽活動を通して、感性豊かな表現を育みます。また、豊かで楽しい音楽経験を展開できる保育者となることを目指します。
造形表現
幼稚園や保育園で保育者が指導する造形活動の技能(道具や材料の扱い方、準備・片付けの仕方、制作工程、指導上の留意点、声掛けの仕方等)を自らが実践して学びます。
子どもの健康と安全
保育における保健活動の概要を理解し、子どもの健康の保持増進及び健康問題への対応、感染対策、環境衛生、安全管理に関する幅広い知識と技能の獲得を目指します。
幼児体育
幼児の遊びの大切さ及び保育者の役割について学びます。運動遊びの実践を通して、その遊びの特性や楽しさ、指導のポイント等を理解し、指導・援助方法を習得します。
言葉
子どもたちが自分の経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話すことを聞こうとする意欲や態度を身に付けるための援助・保育方法を学びます。
子どもの食と栄養
健康な生活の基本としての食生活の意義を理解し、子どもの生活・食生活の実態を理解します。また、食品・栄養に関する基本的知識を習得します。
充実した実習
実習スケジュール
1年次 | 2年次 | |||
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5・6・11・1月 | 2月 | 5月 | 8月 | 9月 |
附属聖こども園での観察実習(6日間) | 保育実習Ⅰ(11日間) | 教育実習(14日間) | 施設実習(11日間) | 保育実習Ⅱ(11日間) |
附属聖こども園での観察実習
入学間もない5月から年間6日間、附属聖こども園で観察実習を実施します。
観察実習では、先生の園児との関わり方を観察したり、直接園児と触れ合ったりする体験などを通して、実習の基礎を学びます。
教育実習
2年次の5月に、県内各地の幼稚園で14日間の実習を実施します。
観察実習での経験を踏まえ、それぞれの幼稚園で子どもたちとの関わり方や指導方法等の実際を学びます。
日頃授業で学習している遊び等を通した指導を、現場実践の中で学んでいきます。
保育実習
1年次の2月と2年次の9月の2回、それぞれ11日間の保育園での実習を実施します。
保育園は、0歳から小学校入学前までと保育対象年齢が広いことから、学ぶべきことも多く、実習を2回に分けて実施することとなります。
実習は、これまでの勉強の成果を発揮する場であるとともに、保育士としての心構えや「理論」だけでは見えてこない「子どもたちの気持ち」を学ぶことができる大切な場となります。
施設実習
2年次の8月に、乳児院や児童養護施設、障害児支援施設など様々な施設で11日間の実習を実施します。
保育士資格は、保育園だけではなく各種福祉施設への就職が可能となることから、施設での実習を通して、利用者や家族のニーズを知るとともに、施設の役割を理解して実際の援助を体験します。
丁寧な事前指導・実習中のサポート・事後指導
学生が安心して実習に臨めるよう、「教育実習指導」及び「保育実習指導」を、年間を通して実施します。
そして、実習の実施に当たっては、丁寧な事前指導や次の実習に活きる事後指導を実施しています。また、実習中は実習先に学校の先生が巡回して直接相談に乗るなど、しっかり学生をサポートしています。
《事前指導》
実習に向けての準備(保育教材や携行品等)と心構えを中心に実施し、不安や緊張感をやわらげ、目標を再確認します。
《実施中のサポート》
各実習先に職員が巡回しますので、困ったことや疑問があれば直接相談できます。
また、もし緊急で相談したいことがあった場合も、すぐに相談できるよう校内体制を整えていますので、学生は安心して実習に取り組めます。
《事後指導》
それぞれの実習終了後には、その実習内容の振り返りをします。
「できたこと」「できなかったこと」だけにこだわるのではなく、次の保育につながる材料を見つけ、自分自身の課題を明確にしていきます。
そして、集大成として実習報告書をまとめたり、後輩たちに伝達するための会(実習報告・伝達会)を設けています。
就職実績
専門職希望割合 | 専門職就職率 | 求人件数 |
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98.7% | 100% | 約2000件 |
就職実績
幼稚園 13.3%
こども園 10.7%
施設 12%
その他 1.3%
求人票
求人票ダウンロードはこちら主な就職先(3年間)

実践的な就職指導
外部講師による講座

就職活動の基本であり、かつ要でもある「面接の受け方」「履歴書の書き方」「求人票の見方」について、外部から専門家をお招きして特別講座を実施しています。
校内就職合同説明会
県内各地の幼稚園や保育園等約30園から園長などを招いて、校内で学生が希望する園から直接説明を受けることのできる説明会を毎年7月に実施しています。
本格的な就職活動に向けて、必要な情報を収集 するとともに、就職活動を実施する際の練習になっています。
面接指導
就職の決め手となるのが面接です。就職試験の本番で、その学生の良い面が評価されるよう、丁寧な面接指導を実施します。すべての学生に最低3回以上の面接指導を、本番さながらに緊張感をもって行うとともに、希望者には何度でも指導を行います。
就職活動説明会
就職が決まった2年生から、これから就職活動を開始する1年生に向けて、就職活動についての細かなアドバイスをするための説明会を3月に実施します。先輩の体験談が、後輩にとっては活動に向けた大きな力になります。
公務員試験対策講座
「公立」のこども園、幼稚園、保育所、施設への就職を希望する場合は、自分が希望する自治体(県・市区町村)が実施する「公務員試験」を受験しなければなりません。
そのため、本校では、公務員試験受験を希望する学生を対象とした対策講座を実施しています。
卒業生の声

こども園
認定こども園 アップル幼稚園勤務(茂原市)
Nさん(平成29年度卒業生)
私は私立こども園に就職し、現在5歳児クラスの年長の担任をしています。毎日慌ただしく、日々の保育の中で色々な事があり、行事も沢山ありますが、子どもの成長を間近で感じられる事に喜びを感じています。分からない事も沢山ありますが、先輩の先生方が丁寧に指導してくださり、学ぶ毎日です。また実習での出来事を思い返したり、実習日誌等を見返す時もあります。
千葉女子専門学校では、専門的知識や技術を沢山学びました。実習では挫けそうになる事もありましたが、友達や先生に励ましてもらい「楽しかった」と思う事ができました。また宿泊研修やりんどう祭、学校生活の行事の中でも学ぶ事が多かったです。千葉女子専門学校で過ごした2年間はかけがえのない宝物です。

保育園
社会福祉法人 フタバ保育園勤務(横芝光町)
Iさん(令和元年度卒業生)
私は、千葉女子専門学校で同じような職を目指す学生や先生方を通じて様々な意見や考え方を知り、苦手なことにも向き合い挑戦すること、努力し続けることを学びました。また、それぞれの実習でもやりがいや楽しさはもちろん、授業だけでは知ることのできない細かな配慮や子どもへの対応を学び、現在、勤務しているフタバ保育園での保育活動へ活かしたり、少しずつですが実践することができています。

保育園
銚子保育園勤務(銚子市)
Kさん(令和元年度卒業生)
女専で学んだことを活かして日々試行錯誤しながら保育をしています。
悩むことや分からないことも多く手探りですが、子どもたちの笑顔や成長を近くで見ることができ、やりがいを感じています。子どもたちと同じ目線に立ち、気持ちに寄り添える保育者を目指して努力と初心を忘れずに頑張っています。
女専で出会った同じ夢を持つ仲間と温かい先生方と過ごした2年間は宝物になりました。

公務員
佐倉保育園(佐倉市)
Hさん(令和2年度卒業生)
私がこの学校を選んだ理由は2つあります。
1つ目は少人数制のクラスということです。クラス担任制なので分からないことや苦手なことを気軽に先生に質問することができました。そのため保育に関する知識や理解を深めることができました。また私はピアノ初心者でとても不安でしたが、個別レッスンがあり一対一で丁寧にご指導してくださったので卒業する時には自信を持って弾くことができました。
2つ目は公務員講座があったことです。公務員講座では試験対策や模擬試験、面接練習をしてくださいました。先生が分からないところを分かるようになるまで丁寧に教えてくださったり、友達と一緒に問題を解くことで自信を持ち、公務員試験に挑むことができました。

施設
社会福祉法人 房総双葉学園(千葉市)
Sさん(令和元年度卒業生)

みんな卒業生です。
(平成29年度~令和2年度卒業生)
児童養護施設に就職して、最年少が4歳、最年長が高校1年生と、幅広い年齢の子どもたちと日々関わっています。その中で、遊びのバリエーションが増えた事、色々な教科の先生方が、様々なケースの事例を話して下さった事が、就職してから役に立っていると感じます。似たような場面に出会った際、授業で教えていただいた事、ロールプレイを活かしながら、自分なりに支援をする事が出来たと感じます。また、「子どもは自分の気持ちを言葉で表現する事が苦手。その為支援者側が、二択三択程簡単な言葉を出してあげると、表現しやすい」という言葉を受け、日々の支援の中で自分の思いを上手く表現出来ずに号泣したり、分かってもらえずに癇癪を起こす児童に対する支援方法の幅が広がりました。
千葉女子専門学校に入学をすると、上記のように、保育者には欠かせない、遊びの引き出しが増えたり、先生方の体験談、事例を聞く事が出来ます。